ＩＴ点呼は、平成28年7月1日から対象が拡大され、要件も緩和されています。
Ｇマーク認定のない営業所でも実施可能となっています。

Ｇマーク認定を受けていない営業所が
ＩＴ点呼を実施するための要件は次の４つです。
①運輸開始後３年を経過している営業所であること
②過去３年間、第１当事者となる自動車事故報告規則に掲げる事故を起こしていないこと
③過去３年間、点呼の実施違反に係る行政処分及び警告を受けていないこと
④巡回指導時の総合評価がＤ、Ｅ以外であり点呼に関する指摘がない
または、点呼に係る改善報告書を３ヵ月以内に提出し改善されていること

最近、ＩＴ点呼キーパー（テレニシ株式会社、大阪市）が
国土交通省の実施する事故防止対策支援推進事業に認定され
導入経費の２分の１が助成対象となります。
（１申請者当たり80万円の上限）

ＩＴ点呼キーパーは低価格で操作しやすく
中小の運送会社でも導入しやすいという声も聞きます。

当然、費用はかかりますが
会社や運行管理者の負担軽減に間違いなくなります。
これを機に、ＩＴ点呼の実施をご検討してみてはどうでしょうか。