コラム

IT点呼の実施について①

最近「IT点呼を導入したい」というご相談をよく受けます。
導入の理由は、営業所先で運行管理者を確保できない
運行管理者の勤務時間が長い、運行管理者の人件費をまかなえない
といったところでしょうか。
加えて、最近のドライバーの長時間労働を防ぐために
営業所を増設、通勤時間が短くなる場所に営業所を移動
といった話も聞きます。

IT点呼は、原則対面で行わなければならない点呼確認を
出先などから簡単に行うことができるため
会社や運行管理者の負担軽減につながります。

平成28年7月1日から対象が拡大され、要件も緩和されています。
Gマーク認定のない営業所でも実施可能となっています。

Gマーク認定営業所については、以下のIT点呼が可能です。
①営業所と所属車庫間での点呼
(実施時間の制限なし)
②Gマークを取得している2営業所間での点呼
(1営業日の内の連続する16時間以内)
③Gマークを取得している2営業所間で、営業所と他の営業所に所属する車庫間での点呼
(1営業日の内の連続する16時間以内)
④Gマークを取得している営業所間において、遠隔地の運転者に対する点呼
(1営業日の内の連続する16時間以内)
※遠隔地で乗務が開始または終了するため、対面実施できない場合等に実施可能
※平成28年7月1日から対象拡大

また、平成28年7月1日からは、アルコール検知器の測定結果が
クラウド型機器でも記録保存可能になっています。

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