違法な残業は54% 北海道労働局
北海道労働局は2016年度
道内1180事業所のうち約54%の635事業所で
違法な時間外労働があったと発表しました。
このうち過労死ラインとされる
月80時間超えの時間外労働をさせた事業所は490ヵ所
うち月100時間超えは363ヵ所、月200時間超えは17ヵ所
に上っている。
労働局はこれらの事業所に
是正勧告を行ったとのこと。
調査は36協定を締結した事業所と
働かせ方について従業員やその家族から
違法性などに関する相談があった
事業所を対象としたとのことです。
是正勧告の内容には
当然、残業代や残業時間の計算方法について指摘され
未払い分を支払うことになる事業所も多いことでしょう。
36協定については、最近、指摘を受ける事業所が増えています。
36協定の内容は一度精査すべきです。
また、従業員やその家族が理解できる、本当に納得できる
残業時間の管理方法、残業代の支払方法を
今一度、考え直しましょう。