コラム

荷待ち時間等の乗務記録改正を受けて②

7/1から貨物自動車運送事業運輸安全規則の一部が改正され
乗務記録に荷待ち時間等を新たに追加することになりました。

この改正を受けて、私もいろいろな質問を受けています。
勘違いしやすい部分や実務方法を解説します。

実際に荷待ち時間等をどのように記録するか解説します。
記録する内容は
①集荷地点(○○スーパー ○○店)
②荷主指定の到着時刻(○:○○)
③実際の到着時刻(○:○○)
④荷積み・荷降ろしの開始・終了時刻(○:○○~○:○○)
⑤附帯業務の開始・終了時刻(○:○○~○:○○)
⑥集荷地点を出発した時刻(○:○○)
になります。

記録は、運転日報でも運行記録計でもよいことになっています。
今回義務化された車両は
車両総重量8トン以上または最大積載量5トン以上になりますので
運行記録計がすでに義務付けられていますので

運行記録計への記載がドライバーの負担は少ないでしょう。
デジタコであれば、自動的に記録されますので
これを機にデジタコの押し忘れ、操作間違いは直したいところです。
チャート紙であれば、実際にチャート紙に手書きで記入で問題ありません。

全日本トラック協会から
荷待ち時間記録票の見本も例示されています。

http://www.jta.or.jp/kotsuanzen/anzen/info/anzen_kisoku_kaisei201706.html

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