コラム

睡眠障害に危険運転致傷容疑適用 全国初

睡眠障害の影響で居眠り運転をして
重傷事故を起こしたとして
警視庁は5月21日
東京都江戸川区の運送業経営者を
自動車運転死傷行為処罰法違反
(危険運転致傷)の疑いで逮捕しています。

容疑者は1月21日午前7時過ぎ
軽ワゴン車を運転中に居眠りし
道路で作業していた運送会社の男性社員をはね

左足の骨を折るなど全治約6か月の重傷を負わせた疑い。

警視庁は、睡眠障害が運転に支障をきたすことを認識していたとして
過失運転致傷罪より法定刑の重い危険運転致傷罪を適用。
調べに対し、容疑者は容疑を認め
「以前から車の運転中に眠くなってしまうことがあったが
運転を続けていた」と供述しています。

睡眠障害に危険運転致傷容疑を適用し
逮捕したのは全国初。

6月1日施行の
ドライバーの乗務禁止事項に「睡眠不足」の追加

 「睡眠不足」の点呼時の確認・報告事項については
トラック運送業は
しっかりと対応していかなければなりません。

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