コラム

トラックGメン設置による荷主・元請事業者への監視体制の強化

国土交通省は、長時間の荷待ちや、依頼になかった附帯業務、無理な配送依頼等、
適正な取引を阻害する疑いのある荷主企業(着荷主企業も含む)・元請事業者の
監視を強化するため「トラックGメン」を創設しています。

「トラックGメン」による調査結果を
貨物自動車運送事業法に基づく荷主企業・元請事業者への「働きかけ」
(違反原因行為を荷主がしている疑いがあると認められる場合)
→「要請」(荷主が違反原因行為をしていることを疑う相当な理由がある場合)
→「勧告・公表」(要請してもなお改善されない場合)
に活用し、実効性を確保するとしています。

トラックGメンは、国土交通省の既定定員82人のほかに
新たに80人を緊急に増員し、合計162人体制により業務を遂行するとしています。
トラックGメンは、本省および地方運輸局等に設置されます。

 

トラック運送業特化社労士 名古屋 清隆[北海道(札幌市)を中心に活動]

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