コラム

部下が辞めたいと考えるとき

私たちが働いて得られるものには何があるでしょうか?
大きく分けると2種類と言われています。

給料や地位などの有形の報酬と
やりがい能力の発揮、人との出会いなどの無形の報酬です。

職種や立場、年齢、個人によって重要視する部分は当然違います。
有形と無形どちらが欠けてもダメです。
これに加え
特に最近の若い方は有形・無形の報酬以外に
プライベートの充実のため
休みがしっかり取れて
時間がコントロールできる
などの勤務条件も重要視する傾向です。

程度の差はありますが
どの職場でも有形・無形の報酬は得られます。
では、なぜ私達は今の職場で働くのでしょうか?
その理由の一つに
自分自身の存在が認められたという承認があるでしょう。
「お客様から感謝された」
「商品がたくさん売れた」
「多くのお客様に来てもらえた」
「売上に貢献できた」
等々いろいろありますが
その承認がなくなれば
「もう私は必要ないんだ」
「私じゃなくても他の人でもいいんだ」
と思い辞めるケースが多いと思います。

その承認は、対お客様、対売上、対法人
ということであれば実感できないときも当然あります。
しかし、職場の上司がその承認を行ってあげれば
結果だけではなく、プロセスも見て承認してあげれば
部下は常に感じることができます。

職場の承認とは難しく考える必要はなく
上司が部下をきちんと見てあげること
認めてあげることです。

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