道内でのサントリーと日清食品の共同配送
サントリーホールディングスと日清食品は
道央圏から帯広地区への商品配送の一部を
共同で行うことを発表しています。
両社間の共同配送は全国初の試みで
業界の垣根を越えた珍しい連携になります。
共同配送により
対象となる1日平均11台の大型トラックのうち
3台程度を削減できるとのことです。
1日3台程度の削減には驚きました。
単純計算で、3人のドライバーを他の担当に回すことが
できるとなると大きな影響です。
もちろん、その分の担当者の積込時間が増えて
長時間労働の問題は残りますが。
それでも、道内のドライバー不足は深刻で
顧問先でも、仕事はあってもドライバーがいないので
仕事を受けれないという話は今や常識です。
共同配送が進むことは、道内の中小運送会社にとっても
メリットがあるのではないでしょうか。
先日、ある顧問先の社長さんが
「最近は、仕事も会社の状況や効率を考えて
他の運送会社に回したり、回ってくるケース
が昔よりも圧倒的に増えてるよ」
とおっしゃっていました。
中間マージンを取らないケースもあるそうです。
今後は、共同配送と一緒に
運送会社同時の連携も今後進むのかもしれません。