退職の要因No1は職場の人間関係
北海道産業保健総合支援センターが
札幌市内の特別養護老人ホームと
介護老人保健施設で働く人を対象に
アンケートを実施しています。
その中で
介護や看護を辞めた経験を持つ従業員に対し
以前の職場について
「上司や同僚が威圧的だったり横柄だった」
「利用者や患者との人間関係が悪かった」
といった回答が多かったとのことです。
また、アンケートの中で
仕事にやりがいを感じている従業員は
他の業種より多い結果になっています。
それでも退職せざるをえない
従業員が多いということになります。
従業員の退職を防ぐには
良好な人間関係が必要ということになります。
良好な人間関係とは、簡単に言えば
部下と上司が良いコミュニケーションを取れていることです。
部下と上司が良いコミュニケーションを取れていれば
上司が部下のことを良く理解できますし
部下もモチベーションを上げて働くことができているはずです。
そのような職場であれば
残業や有休に関するトラブルも起きません。
良いコミュニケーションを築くためには
まずは、上司が労働法、就業規則、人事評価など
への知識を習得しなければなりません。
知識の習得がなければ
どんなに部下とコミュニケーションを取ろうとしても
上司としては失格です。
なぜなら、残業代や有休、人事評価といった
自分に関係することは
部下は当然興味を持っているからです。
上司が人事労務に関する知識を習得していることは
部下に安心感を与えることになり
部下と上司のコミュニケーションの
はじめの一歩になります。