バス事業許可取消を求め提訴 悠観光
空知管内秩父別町のバス会社 悠観光バスは
今年7月に受けた貸し切りバス事業許可の取消処分を求め
札幌地裁に申し立てを行っています。
訴状によると
「法令違反行為の程度とこれによって受ける
処分の重さは均衡を著しく逸脱している」
としています。
北海道運輸局は、今年7月10日付で
道路運送法違反などを繰り返したとして
悠観光バスの貸し切りバス事業許可を取り消していました。
同局は、貸し切りバス会社に公表が義務づけられた安全対策を
同社がホームページなどで周知していなかったため
今年1月と3月に監査を実施。
その際に運行指示書に運行経路を記載しないなど計25件の法令違反が発覚。
その後、5月までの2回の追加監査でも運行指示書への経路不記載など
5件の違反が是正されなかったため
最も重い事業許可の取り消し処分を出したという。
道内で営業している貸し切りバス会社の事業許可を取り消したのは初めてでした。