コラム

現場の上司には着目力が必要です

現場の問題を解決し、良い方向に持っていくのは
現場の管理職しかいません。

現場の管理職が『現場人事力』を身につけることにより
有休や残業代などの人事・労務トラブルを防ぎ
部下と管理職の良いコミュニケーション、
そして、良い職場・良い組織・良い会社
をつくると私は考えています。

『現場人事力』の一つは、着目力です。
何に着目するかというと
日々の部下に着目して下さい。
何も一挙手一投足すべてを見て下さい
ということでは当然ありません。
そんなことしたら、部下は窮屈でたまりません。
単純な評価者と被評価者という単純な構図になるだけです。

【着目力のポイント】
・比較ではなく、時系列にその部下を直視する
・小さな変化を見逃さない
・具体的な事実をメモ、記録する
・キーワードは「貢献・協調・努力」
・部下の個性と能力に気づく
・メンタル不調のサインは特に逃さない

着目力のポイントは
「何となく仕事ができる」「何となく仕事ができない」
「よく頑張っている」「いつもミスばかりしている」
といった漠然としたイメージで部下を捉えるのではなく
部下の小さな事実、小さな変化を見逃さず
積み重ねていくことです。

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