コラム

働きやすい職場とは

「働きやすい職場とはどのような職場だと思いますか?」
というあるアンケート調査をとると
大概の1位は「人間関係が良い」になります。

その次には
「休暇が取りやすい」
「時間のコントロールがしやすい」
「福利厚生が充実している」といったところでしょうか。

職場における「人間関係が良い」とは
具体的にはどういうことを指すのでしょうか?
「困ったら相談できる人がいる」
「いつでも協力し合える関係である」
「連絡・報告・相談が取れている」
「意見を素直に、自由に言える」
「笑顔のある、明るい職場である」
が当てはまるでしょう。

職場にコミュニケーションが必要である
とは誰もが思っていることです。
ですが
職場のコミュニケーション改善のために
何かやっているという上司は
少ない
のではないでしょうか?

コミュニケーションの改善と言ったって
何をやればいいのか?
コミュニケーションの改善なんて
そんな難しいことは無理!
そんなことやる時間がない
という声も聞きます。

難しいことはありません。
単純に対話を増やせばいいのです。
接点が増えれば、自然に距離感は縮まります。
単純ですがこれは意識しなければなりません。
今はメール、facebook、LINEなど手軽な
コミュニケーション方法があるので
その活用という方法もありますが
やはり、上司と部下という関係であれば
直接の対話が必要でしょう。

話しかけるのは、部下でしょうか?いや上司です。
リーダーの仕事の8割はコミュニケーション
というデータもあります。
中小企業で
8割は言い過ぎでしょうが
上司にとってコミュニケーションが重要であることが
間違いありません。

何て話しかければいいのかわからないと上司もいるでしょう。
話しかけるのが苦手な上司は次の順番で話しかけてみて下さい。
①業務の状況確認
②業務のやり方、改善方法
③業務への姿勢、気分、モチベーションなどの心理状況の確認
④体調、家庭との両立などのプライベートなこと

最初にテレビの話題、スポーツのことを話す方法もありますが
話し下手な上司はぎこちなくなることも予想されます。
無理することはありません!
仕事の話からしましょう。
上司から話しかけられただけで部下はうれしいものです。

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