ドライバーはストレスが多い
平成28年度厚生労働省委託
過労死等に関する実態把握のための労働・社会面の
調査研究事業報告書 概要が発表されています。
今年度は「過労死等が多く発生している業種」
として指摘されている自動車運転従事者と外食産業についての
調査研究となっています。
その中で、トラック運転者の業務関連のストレス
や悩みの内容が発表されています。
第1位 仕事での精神的な緊張・ストレス(38.8%)
第2位 職場の人間関係(25.8%)
第3位 長時間労働の多さ(21.1%)
第4位 休日・休暇の少なさ(18.4%)
第5位 客・取引業者との折衝・調整(13.0%)
私個人的には、長時間労働の多さか休日・休暇の少なさ
が第1位かと思っていましたので
完全に予想は外れました(笑)
ちなみに、バス運転者では長時間労働の多さが第1位になっています。
仕事での精神的な緊張・ストレスは
常に安全、事故を気にかけながら
渋滞もあれば、一般車両にイライラすることもあるでしょうし
重大事故か起きたらという心配もあるでしょう。
そして、到着時間を気にしながら
常に時間に追われることも主な理由でしょう。
しかし、この運転業務に関するストレス
に対しての対策は難しいでしょう。
運送業であれば、ドライバーであれば
避けることがなかなかできないのが現実です。
ドライバーはストレスが多く、メンタル不調にもなりやすいと考え
メンタルヘルス対策が必要です。