コラム

ドライバー不足への対応策②「自社の退職理由を分析」

ドライバー不足になると、どうしても
どうやって新規採用するかに目がいきがちです。
しかし、道内でドライバーを新規採用しようとしても
非常に難しい状況です。
難しいというか、募集を出しても全く反応がない
という声を最近は特に聞きます。

そこで、一度立ち止まって
自社の退職理由を分析することをおススメします。
おススメする理由は2点あります。
1点目は、これ以上の退職者を出さないこと。
2点目は、自社の課題や弱点を把握することにより
現ドライバーの不満点の解消や
新規採用に向けて魅力的な会社につながることができます。

退職理由は表面的には
給与を理由としていることが多いかもしれません。
しかし、表面的にこだわらずに よく退職者と話し合ってください。
他にも社長に言えなくても、 直属の上司や運行管理者に言っていること
同僚にグチを言っていることも参考になります。

退職理由を分析することで
・相場と比べて給与が安いこと
・賞与は高くても毎月の給与が低いこと
・給与の支給方法があいまいなこと
・事故の補償制度があること
・歩合給がなく、ヤル気につながらないこと
・家族手当や住宅手当などがないこと
・長時間労働であること
・長距離輸送の回数が多いこと
・手積み作業が多く、体に負担がかかること
・急な運行指示、変更が多いこと
・運行管理者から嫌がらせを受けていたこと
・洗車や清掃、運転日報の記入など細かいルールが多いこと
・ある荷主からパワハラまがいのことを受けていたこと
など様々な自社の課題が見えてきます。

もちろん、それをすべてを鵜呑みにするのではなく
自社に必要なこと、やれる範囲のことに取り組みます。
『これ以上の退職者を出さない』
『求人の申込が来るようになる』
 新しく入ったドライバーがすぐに辞めない』
『現ドライバーの不満を解消する』
ドライバーのモチベーションを上げる』
 につながるはずです。

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